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増収増益/積水ハ 18年1月期決算

 積水ハウス(株)は8日、2018年1月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年2月1日~18年1月31日)は、連結売上高2兆1,593億6,300万円(前期比6.5%増)、営業利益1,955億4,000万円(同6.2%増)、経常利益2,036億7,800万円(同6.6%増)、当期純利益1,332億2,400万円(同9.3%増)となった。

 戸建住宅事業は、ZEHの「グリーンファースト ゼロ」の販売推進や、木造住宅シャーウッドの拡販に努め、多世帯同居等のニーズに応える3・4階建て住宅の販売に注力。VR技術を用いて邸別のオリジナルプランを360度3Dで体験できる営業ツールを開発し、全国で展開した。これらの結果、売上高3,711億7,100万円(同3.1%減)、営業利益480億4,300万円(同3.0%減)を計上。

 賃貸住宅事業では、3・4階建て賃貸住宅の拡販に努め売上高4,428億4,500万円(同0.6%増)、営業利益608億8,300万円(同0.1%増)となった。

 リフォーム事業では、グループ全体の連携により、一般在来住宅からマンションリフォームまで販売体制を強化。賃貸住宅「シャーメゾン」を対象に、長期安定経営に寄与するリフォーム提案を積極的に推進するなどした。その結果、売上高1,368億4,300万円(同2.5%増)、営業利益197億6,000万円(同12.6%増)。

 不動産フィー事業では、賃貸住宅事業での物件供給が順調に推移し、積和不動産各社による賃貸住宅「シャーメゾン」の一括借り上げおよび管理受託戸数が堅調に増加。優良ストック住宅を独自査定方式で評価する「スムストック」をはじめとする不動産仲介事業の強化も図った。その結果、売上高4,898億9,100万円(同4.4%増)、営業利益331億3,300万円(同5.9%増)となった。

 なお、期末の受注高は連結で2兆2,441億5,000万円(同9.4%増)、受注残高は9,786億100万円(同9.5%増)。

 次期は、売上高2兆1,850億円、営業利益2,000億円、経常利益2,060億円、当期純利益1,360億円を見込む。


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