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関西圏M、平均購入価格4,060万円に

 (株)リクルート住まいカンパニーは12日、2017年の関西圏新築マンション契約社動向調査結果を発表した。03年より毎年調査しているもので、今回は17年1~12月の関西圏新築分譲マンションの購入契約者を対象に調査。集計回答数は1,160件。

 購入物件の所在地は「大阪市内エリア」が35.5%と最多となったが、前期(16年)から5ポイント減少している。以下、「北摂エリア」(20.1%)、「阪神間エリア」(14.2%)と続いた。

 平均購入価格は4,060万円で前期より34万円低下した。「3,000万~3,500万円未満」(22.6%)と「3,500万~4,000万円未満」(23.1%)が多く、合わせて約半数を占めた。また、エリア別にみると、北摂エリア(4,134万円)、京阪エリア(3,731万円)など4エリアで上昇し、5エリアは低下した。

 契約世帯の世帯主平均年齢は39.2歳と、前年とほぼ変化なし。「30~34歳」が最も多く29.1%、以下「40歳代」が21.1%、「35~39歳」が19.3%となった。
 契約者のライフステージでは、「子供あり世帯計」が41.9%を占め、「夫婦のみ世帯」は31.7%、「シングル世帯計」は13.0%だった。

 既存マンションとの並行検討者は全体の46%を占め、調査を開始した03年と比べると14ポイント増加している。


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