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ワシントンDCで初の住宅開発/三井不

「ロビンソンランディング」コンドミニアム部分のイメージパース
「ロビンソンランディング」ホームタウン部分のイメージパース

 三井不動産(株)は16日、ワシントンDCにおいて初の分譲住宅を含む2プロジェクトに参画すると発表した。

 アメリカの子会社「Mitsui Fudosan America,Inc.」を通じて、分譲住宅事業「ロビンソンランディング」(総戸数96戸)と、賃貸住宅事業「(仮称)1630コロンビアロード」(総戸数176戸)に参画するもの。

 「ロビンソンランディング」は、歴史的保存地域に指定されている観光地でありながら、高級住宅街としても高い認知度を誇るアレクサンドリア市のオールドタウンの、特に評価の高い川沿いエリアに位置。
 約1万5,200平方メートルの敷地に、コンドミニアム(鉄筋コンクリート造地下2階地上5階建て、延床面積約1万7,200平方メートル、総戸数70戸)と、タウンホーム(木造地上4階建て、延床面積約6,700平方メートル、総戸数26戸)を建設する。いずれも着工は2018年、竣工は20年の予定。
 共同事業者は、ワシントンDCの大手ホームビルダー「EVA」と、同エリア最大手の総合ディベロッパー「JBG smith」が共同出資するSPC。

 「(仮称)1630コロンビアロード」は、レストランやライブハウスが充実し若者に人気のアダムスモーガンエリアの中でも、大使館や協会が集積するヒルトップに位置。  
 敷地面積約2,700平方メートル、鉄筋コンクリート造地下2階地上10階建て、延床面積約2万1,400平方メートル。着工は19年、竣工は20年の予定。
 共同事業者は、ワシントンDCでの開発に特化したディベロッパー「EastBanc Inc.」が組成するSPC。

 三井不動産はワシントンDCにおいて、すでに賃貸住宅「(仮称)4000ノースフェアファックスドライブ」(総戸数330戸)の開発を進行中。今回の参画により、3物件(計約600戸)を手掛けることになる。

「(仮称)1630コロンビアロード」イメージパース


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