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「健都」マンションが一部竣工/近鉄不他

「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」全体完成予想図

 近鉄不動産(株)は20日、大和ハウス工業(株)、名鉄不動産(株)と共同で開発してきた分譲マンション「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」(大阪府摂津市、総戸数824戸)の一部竣工を発表した。

 同物件は吹田操車場跡地で「健康と医療のまちづくり」を進める「北大阪健康医療都市(健都)」内の分譲マンションプロジェクト。国立循環器病研究センターと連携し、健康管理システムを日本で初めて導入した。

 今回竣工したのは「ファーストステージ棟」と「セカンドステージ棟」からなる第I工区(合計292戸)で、3月19日時点で245戸販売したうち、219戸が成約(見込み含む)済み。健康管理システムやウォーキングコース、エクササイズルームといった居住者の健康維持を図る仕組み・共用施設等が評価され、シニア層だけでなく、幅広い層が購入した。契約者は20~30歳代が36%で最多。40歳代が20%、50歳代16%、60歳代16%、70歳代以上12%となっている。家族構成は夫婦のみ世帯が42%で最多。次いで夫婦と子供世帯が31%となった。現居住地は北摂エリアが58%最も多く、大阪市や京都府、兵庫県など広域から集客できた。

 物件はJR「岸辺」駅より徒歩7分、敷地面積1万9,807.49平方メートル。建物は5棟構成で、今回竣工した2棟は鉄筋コンクリート造地上15階建て。専有面積は61.08~94.77平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。


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