(株)レオパレス21は26日より、KDDI(株)およびそのグループ会社のアイレット(株)と共同で、IoTを活用した賃貸物件の駐車場とゴミ置き場の遠隔監視に関する実証実験を開始した。
駐車スペースに地磁気センサーを設置することで駐車の有無を検知し、駐車があった場合、管理者に自動で通知される。また、ゴミ置き場の扉には開閉センサーを設置し、時間外の開閉があった場合に管理者に通知される仕組み。
通知を受け取った管理者はパソコンやスマートフォンから、ネットワークカメラを通して現場の状況を確認できるため、遠隔地からゴミの不法投棄や未契約車の不正駐車の監視が可能となる。
実験は、同社の管理物件1棟(埼玉県川口市)において、4月25日まで実施。その後、実用性・技術の検証を行ない、同社管理物件で展開していく考え。