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10期連続の増収増益/大東建託18年3月期

 大東建託(株)は24日、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)は、連結売上高1兆5,570億1,700万円(前期比4.0%増)、営業利益1,263億6,900万円(同5.2%増)、経常利益1,315億3,300万円(同5.6%増)、当期純利益878億2,900万円(同6.9%増)。10期連続の増収増益で、売上高・利益共に過去最高を更新した。

 建設事業では受注残を消化したことから、完工高6,276億3,100万円(同0.6%増)、営業利益1,091億4,500万円(同0.0%増)となった。一方で、受注工事高は6,510億7,700万円(同0.6%減)、受注工事残高は8,953億4,300万円(同0.1%減)。

 不動産事業は、賃貸経営受託システムによる一括借り上げ物件の増加で、グループの家賃収入が増加したことなどにより、売上高8,713億8,800万円(前期比5.7%増)、営業利益334億2,800万円(同12.9%増)となった。グループの管理戸数は113万2,800戸(同5.6%増)、入居者あっせん件数は29万6,018件(同5.2%増)。期末の家賃ベース入居率は居住用97.2%(同0.3%ポイント増)となった。

 次期については、売上高1兆6,400億円、営業利益1,280億円、経常利益1,330億円、当期純利益900億円を見込む。


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