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管理業が営利2ケタ増/スターツ18年3月期

 スターツコーポレーション(株)は8日、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)は、売上高1,688億7,000万円(前期比6.6%減)、営業利益209億4,900万円(同3.8%増)、経常利益207億3,100万円(同2.6%増)、当期純利益137億2,700万円(同0.6%増)。

 不動産管理事業は、都心部での大型賃貸マンションをはじめ、新規管理物件が順調に増加し、管理手数料および賃貸事業の売上高が堅調に推移。また賃貸住宅の外壁修繕工事やテナントビルの内装工事等、大規模営繕工事の受注増加により、メンテナンス売上も増加した。その結果、売上高730億7,600万円(同8.8%増)、営業利益88億9,400万円(同24.0%増)。不動産管理物件数は、住宅が61万7,991戸(同8.2%増)、駐車場14万6,943台(同4.8%増)、オフィスビル等の施設1,869件(同10.4%増)。

 建設事業では、4営業所を新設して新規顧客を開拓。既存エリアも含め、賃貸住宅や商業ビル等、幅広い土地活用提案を実施。建築資材の集中購買や工期平準化など、引き続きコスト低減等に取り組んだ結果、売上高511億5,900万円(同2.3%増)、営業利益70億6,200万円(同1.7%増)。受注残高は801億2,100万円(同3.6%増)。

 次期は、連結売上高2,010億円、営業利益225億円、経常利益223億円、当期純利益143億円を見込む。


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