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賃貸・分譲好調で増収増益/三井不17年3月期

 三井不動産(株)は11日、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)は、売上高1兆7,511億1,400万円(前期比2.7%増)、営業利益2,459億200万円(同5.7%増)、経常利益2,403億4,100万円(同9.4%増)、当期純利益1,558億7,400万円(同18.3%増)となった。

 賃貸事業は、既存オフィスの賃料増額改定や、前期に開業した商業施設の通期稼働効果、既存商業施設の売り上げ伸長により、売上高5,581億6,500万円(同4.0%増)、営業利益1,383億3,800万円(同1.8%増)となった。首都圏オフィス空室率(単体)は2.2%(同1.2ポイント減少)。

 分譲事業は、住宅分譲は計上戸数の減少により減収となった一方、販売状況は好況で利益率は上昇。その結果、売上高4,996億700万円(同2.2%増)、営業利益83億100万円(同27.1%増)。マンションと戸建ての契約状況については、計上戸数が4,208戸、期末契約済みが4,341戸、完成在庫が148戸。

 次期は、売上高1兆8,700億円、営業利益2,500億円、経常利益2,330億円、当期純利益1,530億円を見込む。


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