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景気DI、2ヵ月連続で50を割り込む/TDB

 (株)帝国データバンク(TDB)は5日、2018年5月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。調査対象は2万3,157社、有効回答数は1万1社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は49.4(前月比0.4ポイント減)と、2ヵ月連続で悪化した。国内景気は、原油価格上昇が企業や個人のコスト負担増を招き、足踏み状態が続いた。

 業種別にみると、10業界中6業界が悪化、4業界が改善した。「不動産」の景気DIは51.0(同0.1ポイント増)。企業からは「大企業による大型民間設備投資が急増」といったプラスの声も聞かれるが、「不動産投資の個人融資に金融機関が消極的」「空テナントの新規入居引き合いがほとんどない」といった声も挙がっている。
 「建設」は51.8(同0.4ポイント増)と5ヵ月ぶりに改善した。

 企業規模別では、「大企業」が51.6(同0.6ポイント減)、「中小企業」は48.8(同0.5ポイント減)、「小規模企業」は48.1(同変化なし)となった。


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