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森ビル、お台場にデジタルアート施設

館内イメージ

 森ビル(株)は、チームラボと共同で運営する「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」(東京都江東区)を21日にオープンする。

 延床面積約1万平方メートル。新交通ゆりかもめ「青海」駅直結の複合商業施設「お台場パレットタウン」内に位置する。

 5つの世界で構成し、世界初公開作品を含む約50作品を展示。"Borderless"をコンセプトに、展示作品は他の作品との境界がなく、部屋から出て通路を移動しはじめ、他の作品とコミュニケーションし、時には他の作品と融合するつくりになっている。また、作品と鑑賞者との境界もないため、鑑賞者は創られた世界に没入でき、自らの身体を使って探索しながら、他者と共に新たな体験を創り出すことができる空間に仕上がっている。

 森ビル代表取締役社長の辻 慎吾氏は「東京が国際都市間競争を勝ち抜くためには、都市の磁力(総合力)を高めることが不可欠。その課題の1つが文化やアートの力。一方で、今の子供たちに欠けているのは、教室での平面的で受動的な教育ではなく、実世界での立体的で能動的な学びの機会。デジタルアートの世界を探索することで、物事を立体的に捉える力や想像力を養ってほしい」とコメントしている。

 料金は一般/高・大学生が3,200円。営業時間は最長10~21時(土曜日)で曜日によって変動あり。


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