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都鑑定協、港区の小学校で「不動産教室」

港区立港南小学校での「不動産教室」の様子

 (公社)東京都不動産鑑定士協会は21日、港区立港南小学校で「不動産教室」を初めて開催した。

 小学生にとって馴染みのない「不動産」は、「実は身近な言葉」という切り口でレクチャーし、不動産に対する理解を深めてもらうのが狙い。同小学校児童の家庭はマンション居住者が大半であることから、マンションの敷地や共用部分の利用マナー等をメインテーマに設定した。

 同教室では、有名建築や身近な建物等を例題にあげながら、土地・建物・マンションの概念、共用部の使い方、不動産鑑定士の業務内容などを、クイズも交えながら解説。1回45分、2回のイベントに、6年生約200人が参加した。

 児童たちに親近感を持ってもらえるよう、同会会長の吉村真行氏をはじめスタッフは、公式キャラクター「アプレイざるちゃん&コンさるくん」をプリントした専用ユニフォームで臨んだ。最後には、同キャラクターの着ぐるみ等によるダンスと歌で、生徒たちとともに盛り上がった。

 7月6日にも、港区立芝浦小学校でも同様の不動産教室を開催。8月21日には、港南小学校で夏季休暇中に開催する講座のひとつとして、不動産教室の詳細版を開催する予定。

同会公式キャラクターの着ぐるみによるダンスも実施


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