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新会長にTOTOの張本邦雄氏/日中建協

「会員や関係省庁と協力していく」と挨拶した張本邦雄新会長

 日中建築住宅産業協議会(日中建協)は3日、如水会館(東京都千代田区)で通常総会および理事会を開いた。同協議会は、日本と中国の建築・住宅分野での技術交流等を目的に1985年に設立した団体。住宅メーカーや建設会社、建材メーカー、関連団体などが会員となっている。

 総会では、2017年度事業報告や18年度事業計画、予算を議決・承認。18年度事業計画では、中国関連のイベント開催などを通じた情報提供や会員企業への交流機会提供を図る。また、中国不動産協会などの中国側団体との共同会議実施、日中共同事業の推進なども計画に盛り込んだ。

 また、理事会では、役員改選にあたり新会長に張本邦雄氏(TOTO(株)代表取締役会長)を選任した。前会長の樋口武男氏(大和ハウス工業(株)代表取締役会長)は特別顧問に就任する。

 総会後の懇親会で挨拶した張本会長は、「当協議会は設立から33年の長い歴史を持っている。私だけが活動を進めようと思っても運営はうまくいかない。会員の仲間と協力していく。民間会員だけでは成り立たない側面もあり、関係各省庁との協力も不可欠だ」などと話した。


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