不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

リバブル、新宿の賃貸Mに顔認証を導入

両手がふさがっていても顔認証でロック解錠

 東急リバブル(株)は、子会社のリバブルアセットマネジメント(株)が開発・所有する賃貸マンション「リバーレ東新宿」(東京都新宿区、総戸数31戸・店舗1戸)に、顔認証システムを導入する。

 同物件は、東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿」駅徒歩1分に立地。鉄筋コンクリート造地上12階建て。間取りは1K~2LDK。竣工は2018年6月。イッツ・コミュニケーションズ(株)が提供するスマートホームサービス「インテリジェントホーム」と「Google Home」を連動したIoT住宅の第1号物件。

 エントランスに設置されたカメラに映った人物と登録済の顔写真のデータベースを同時に照合し、解錠可否を識別して作動する。
 顔認証システムによって、ICタグやICカードの紛失リスクを軽減し、忘れた場合にも対応できる。また、荷物やベビーカーなどで両手がふさがっていても、エントランスの自動ドアに向かうだけで解錠されるため、スムーズに入室が可能。各階ごとに自転車置き場を設置しているため、自転車を押しながら解錠することもできる。

 今後、「日本橋三越前」、「麻布十番」、「浅草駒形」の開発案件でもIoT住宅の展開と顔認証システムの導入を計画。顔認証による宅配ボックスのロック解除や、スマートフォンからの遠隔操作によるカーテンの開閉、風呂のお湯張り等、新たな機能の導入も検討していく。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら