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ダイビル、豪州で初のビル開発PJ

ダイビルによるオフィス開発プロジェクトの外観完成予想図

 ダイビル(株)は13日、豪州・シドニーでのオフィスビル開発プロジェクトの取得を発表した。同社にとって豪州での初弾案件となる。

 同社は、2018年度を初年度とする中期経営計画において、5年間で400億円の海外投資を予定している。今回取得したプロジェクトはその一環。豪州ゼネコン大手であるJohn Holland Group(JHG)から土地を取得し、オフィスビル開発業務をJHGに委託する。

 敷地面積は626平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上15階地下3階建て、貸床面積は7,274平方メートルとなる。シドニーの中心業務地区を南北に走る幹線道路に面し、主要駅の1つである「Wynyard」駅にも隣接する。周辺では再開発が進んでいるほか、20年には幹線道路に建設中の路面電車が開業する計画で、立地ポテンシャルが高い。

 JHGが施工するほか、運用資産が世界で10兆円を超える不動産運用会社・TH Real Estateがアセットマネージャーとして参画。プロジェクト全体を管理する。

 竣工予定は20年6月。


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