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快適空間開発プロジェクトが内閣府の認定

研究開発のイメージ

 住友林業(株)は22日、新研究開発プロジェクト「心身のパフォーマンスを向上させる住生活空間・環境・地域に関する研究開発」が、7月13日付けで内閣府の認定を受けたと発表した。

 国が進める科学技術イノベーション総合戦略2017に基づく「民間機関等における研究開発プロジェクト」として認定され、住友林業筑波研究所の研究開発として進めていく。

 同プロジェクトでは、木や緑の活用、配置の仕方、制御技術により人が心地よいと感じる環境とそれによるストレス低減の効果等を検証し、心身のパフォーマンスを向上させる空間をつくることを目指す。人が生活する空間を「和む」「集う」「働く」「治す」の4つに分類し、それぞれの空間で、どのように人の感性に働きかければストレスの解消やコミュニケーション促進につながるかを研究。そのデータを、住宅を始め学校、介護施設、病院、オフィス等の最適空間づくりに役立てていく。


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