|
|
三菱地所(株)は、横浜ランドマークタワーにおいて、人工知能(AI)等を搭載した警備・清掃・運搬を担う複数のロボットを導入し、施設運営管理の実証実験を行なうと発表した。
実証期間は9月3日から16日までの2週間を予定。
延床面積約40万平方メートル、高さ296メートルの大規模施設における実験を通じて、省人化の効果の検証や大勢の人が行き交う空間でのロボット活用の課題を洗い出し、実導入に向けた知見を蓄積するのが目的。
導入するのは、SEQSENSE社が開発した自立移動型の警備ロボット「SQII」や、カナダのAVIDBOTS社の清掃ロボット「Neo」、フランスのロボットメーカーEffidence社が開発した日本初上陸の運搬ロボット「EffiBOT」など、計4タイプ。
今回の実証実験を通して同社は、効率的かつ付加価値の高い次世代の施設運営管理のモデルを構築し、所有・管理する全国の物件での展開を目指していく。