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三菱地所、中国でオフィス含む複合施設開発

「奥体万科中心」外観イメージ。左側が賃貸住宅棟。右側がオフィス棟。中央の低層階フロアは下が飲食店舗、上がホテル

 三菱地所(株)は12日、中国の大規模複合開発プロジェクト「奥体万科中心」に参画すると発表した。中国の大手ディベロッパー・万科企業との共同プロジェクト。三菱地所グループが中国においてオフィス開発を行なうのは初。

 計画地は、上海から高速鉄道で1時間の「杭州東」駅から約10kmに位置する「銭江世紀城」エリア中心部の1万3,969平方メートル。同エリアは、アリババグループの創業地で、IT企業が集積している。

 開発するのは、オフィス、賃貸住宅、ホテル、飲食店舗からなる複合施設。地上22階地下2階建てのオフィス棟と、地上20階地下2階建ての賃貸住宅棟を、飲食店とホテルからなる低層階フロアでつなぐ。オフィス棟の床面積は約4万4,000平方メートル、賃貸住宅棟の床面積は約1万7,000平方メートルで、建物全体の延床面積は9万5,318平方メートル。

 8月に着工済みで、竣工は2021年3月の予定。


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