大阪府住宅供給公社は24日、香里三井団地および香里三井B団地（いずれも大阪府寝屋川市）における2つの住戸を1つにつなげる団地リノベーション住戸「ニコイチ」のプランを発表した。
「ニコイチ」は、2015年度より開始した事業。隣り合う2つの住戸を1つにつなぎ合わせ、既存の間取りから大きく形を変えたプランにリノベーションする同公社独自の取り組み。プランを公募、設計・施工等を民間事業者に委託することで、多様なライフスタイルを提案する。
今回は「星田逸郎空間都市研究所」のプランを選定。2団地8住戸で、「大きな開放空間でのびのび子育てプラン」「二世帯同居も可能なプラン」「近居の親の託児協⼒や、友⼈と共同託児できるプラン」の3プランを決定。それぞれに「広い縁側」「通り庭」を生かしたバリエーションがあり、計6プランを採用した。
入居募集は、19年春頃から行なう予定。