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大京、TOBでオリックスの完全子会社化へ

 大京(株)は、親会社であるオリックス(株)の公開買い付け(TOB)について、賛同の意見を表明した。今回のTOBによってオリックスの完全子会社となり、上場廃止となる予定。

 オリックスは、不動産開発事業における事業環境が今後厳しさを増す可能性がある中、大京グループが中長期的に事業基盤を拡大し、さらなる成長を実現していくためには、グループがこれまで実施してきたストックビジネスの拡大に加えて、オリックスグループとの協業および一定の規模の戦略的M&A等の諸施策を実施していく必要があると判断したもの。
 子会社化後は、不動産開発事業における総合力獲得の早期化、不動産流通事業および不動産管理事業における既存ビジネスの拡大、海外での事業機会の獲得を進めるほか、M&A機会の増加および積極活用、大京グループ役員への成長機会の提供などを想定している。

 買付予定数の上限および下限を設定せず、TOBに応じて売り付け等がなされた株券等の全部の買い付けを行なう。買付価格は、普通株式1株につき2,970円。


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