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プロロジスは、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク海老名2」（神奈川県海老名市）、「プロロジスパーク神戸5」（兵庫県神戸市）の開発に着手する。
海老名2は、「圏央厚木 IC」から1.9km、「海老名 IC」から約3.3kmと、圏央道と東名高速道路との交差部で、関東全域および西日本方面や都心部へアクセスしやすい立地。敷地面積約1万7,000平方メートル。延床面積約3万9,000平方メートル、地上4階建て。1階部分はドックシェルターを備えた冷蔵仕様とし、首都圏消費地への食品配送などのニーズに応える。2～4階はドライ仕様とする予定。1階と、2～4階それぞれに入居することを想定し、1階と2階にトラックバースを備える計画。2019年11月に着工、21年2月末に竣工予定。
神戸5は、「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内で開発する。山陽自動車道「神戸西IC」より900mと、新名神高速道路を利用し、京都・奈良・滋賀・中京方面へアクセスしやすく、西日本広域をカバーできる立地。敷地面積約2万平方メートル。延床面積約4万6,000平方メートル、地上4階建て。医薬品や食品など温度管理が必要な保管ニーズが見込まれるため、冷凍・冷蔵ニーズに対応しやすい設計を検討。また、地域特性として自家用車による通勤者が多いことが想定されるため、敷地内に自走式立体駐車場を含む約190台分の駐車スペースを整備する。19年9月に着工、20年11月に竣工予定。