横浜市住宅供給公社とハプティック（株）は13日、賃貸マンション「オクタス市ケ尾」（横浜市青葉区）において、入居者が自分自身でカスタマイズできるリノベーション賃貸「カスタマイズ賃貸」をスタートすると発表した。
同公社が9月に公募した「公社賃貸住宅リノベーションカスタムプラン協力業者選定プロポーザル」でハプティックが選定され、実現に至った。
「カスタマイズ賃貸」は、入居者が4つのプランから自分の好みにあった間取りを選び、壁紙や備え付けの小物などをセレクトできる仕組み。入居申し込みの後に専門のスタッフがリノベーション工事を行ない、工事費用について入居者負担はない。なお、入居者募集から設計・施工までをハプティックの関連会社であるグッドルーム（株）が担当する。
ライフスタイルにこだわりがあり、賃貸でも自分らしい部屋に暮らしたいと考える若者世代のニーズに対応することで、入居促進・地域の活性化に貢献することを目指す。
「オクタス市ケ尾」は1998年築で、鉄骨鉄筋コンクリート造。19畳の無垢材フローリングのプラン（賃料13万5,000円）やフロアタイルを使ったプラン（同12万円）など計4プランを用意する。