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東急リバブル、投資用商業施設の開発・販売を開始

第1号物件「ルティア桜新町」外観完成イメージ

 東急リバブル(株)は、投資用不動産として小規模な都市型商業施設の開発・販売事業を開始。新ブランド「L'tia(ルティア)」として展開する。

 同社ではすでに東京・中目黒、神宮前、代官山で小規模店舗の開発実績があり、販売も完了している。こうした実績を踏まえ、今後は同様の小規模商業施設の投資用不動産の開発・販売をシリーズ化して継続的に行なうことを目的に、新ブランドを立ち上げた。

 総合不動産流通企業としての強みを生かし、売買仲介部門から得られる大都市圏の用地情報の中から、集客が見込める商業用地に適した土地を選定し、その立地優位性を生かした商品設計により、収益性の高い投資用不動産を計画していく。主に店舗利用を目的とした3~5階建ての規模を想定しており、建物完成後に、自社でテナントリーシングを行ない、利回りを確定させた後に投資家に販売する。

 第1号物件となる「ルティア桜新町」(東京都世田谷区、総区画数3区画)は10月末に竣工済み。東急田園都市線「桜新町」駅徒歩3分に立地。鉄骨造地上3階建て。敷地面積293.42平方メートル、フロア面積189~201平方メートル。現時点でテナントも決定しており年明けにオープンする予定。そのほか、現在、城西南エリア等でも数件の用地取得を進めており、順次展開していく。

 なお、同社では商業施設以外にオフィスやホテル開発にも着手しており、投資用不動産の商品ラインナップを拡充し、2020年度には事業用の投資用不動産販売の売上を年間100億円まで拡大していく計画。


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