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目黒に41棟目のソーシャルアパートメント

半円形のバーカウンターを採用したラウンジ

 (株)グローバルエージェンツは29日、41棟となるソーシャルアパートメント「Neighbors Meguro(ネイバーズ目黒)」(東京都目黒区、総戸数84戸)を報道陣に公開した。

 同物件は、JR山手線・東急目黒線「目黒」駅徒歩約19分、東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩約15分に位置。1991年築・鉄筋コンクリート造3階建ての賃貸マンション(オーナーチェンジ物件)を同社が取得、居住者間の自発的なコミュニティを促す新しい共同住宅(ソーシャルアパートメント)にリノベーションした。

 コンセプトは「隣人交流型」賃貸住宅。1階は共用施設に変更し、2つの空間からなる約120平方メートル超のラウンジを設置した。キッチンのあるダイニングエリアには、シンボリックな半円形のバーカウンターを採用。ラウンジエリアには、大型のチェスターフィールドソファを中央に配置し、ダイニングスペースと緩やかに仕切っている。
 管理人室だったスペースは、入居者が24時間365日利用できるワーキングラウンジに。電話会議やWeb会議など、働き方の多様化に対応し、1人仕様の扉付きPhoneブースを2部屋採用した。

 1K(16平方メートル前後)の居室は、既存の3点ユニットからセパレート型のシャワーユニット・トイレに変更。キッチンも刷新し、独立洗面台にIHクッキングヒーターを備え付けたタイプを新設した。

 全84戸のうち、現在26戸がリノベ済みで10戸が工事中。残りの住戸は、現入居者が退去後に順次リノベーション工事を行なっていく。賃料は10万5,000円(管理費・水道光熱費別)から。すでに20名が入居しており、共用施設で交流を図っているという。

入居者が24時間365日利用できるワーキングラウンジ
各居室にはIHクッキングヒーター付きの独立洗面台を設置している


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