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都心5区ビル空室率、最低値を更新

 三幸エステート(株)は14日、2019年1月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は、0.66%(前月比0.03ポイント減)と再び低下。最低値を更新したが、小幅な低下にとどまっており、引き続き下げ止まりに向かう兆候を示している。現空面積は3万8,672坪(同828坪減)と、こちらも最低値を更新した。

 1坪当たりの募集賃料は2万9,556円(同169円増)と、4ヵ月連続の上昇。空室率低下による品薄感の高まりで、新規募集だけでなく、契約更新時に賃料を引き上げる動きも顕著になっている。募集面積は26万7,806坪(同2万1,885坪減)。

 全国6大都市の空室率は、東京23区が0.9%(同変動なし)、札幌市1.9%(同0.1ポイント減)、仙台市3.8%(同0.2ポイント減)、名古屋市2.3%(同0.1ポイント減)、大阪市1.7%(同0.1ポイント減)、福岡市1.4%(同0.1ポイント減)。


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