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武蔵小金井駅前で再開発タワマン/野村不

「プラウドタワー武蔵小金井クロス」建設中の現場

 野村不動産(株)は、分譲マンション「プラウドタワー武蔵小金井クロス」(東京都小金井市、総戸数716戸)のモデルルームを23日にグランドオープン。3月9日より、第1期販売を開始する。

 駅前大規模複合再開発で建設する24階(イースト)・26階(ウエスト)建てのツインタワーマンション。開発地はJR「武蔵小金井」駅徒歩2分(イースト)・3分(ウエスト)に位置し、JR中央線沿線のタワーマンション開発では過去最大戸数となる。敷地面積1万4,180平方メートル、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造。
 1~4階にはショッピングセンターや医療施設、子育て支援施設など、生活利便施設を併設する。店舗面積1万2,000平方メートル超で、日常使いに適した店舗が30数店舗入居する予定。ショッピングエリアは住戸階からエレベーターで直接アクセス可能となる。

 マンション共用部は、蔦屋家電と協業し約1,000冊の書籍を収集した「ライブラリー&カフェラウンジ」や「フィットネススタジオ」、専用工具を揃えたサイクルガレージなど、多世代のライフスタイルに合わせた各種施設を設置。地域の活動拠点として自由に使える集会室や、武蔵野の自然を植栽計画で再現したコミュニティ広場(1Fムサコヒロバ)など、入居者と地域住民との交流を促すコミュニティスペースも用意した。

 住戸は、「ワイドスパン」中心のプラン設計で、間取り1R~4LDK、専有面積34.03~112.42平方メートル。約400戸が3LDK・70平方メートル前半の住戸。ウエストの25・26階には、一部設備をグレードアップした専有面積約80~100平方メートルの「プレミアムフロア」も用意する。

 現在までの反響は2,700件超。2019年1月に事前案内を開始しており、約950件超の来場者を得ている。23区在住者からの引っ越しニーズが高く、年齢層は30歳代半ばの共働き世帯および60歳代のシニア層。

 第1期の販売戸数は未定。平均坪単価は約370万円台となる見込み。引き渡しは2020年6月中旬の予定。

1階には武蔵野の自然を植栽計画で再現したコミュニティ広場(ムサコヒロバ)を設置


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