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都心5区ビル空室率、9ヵ月連続で1%以下

 三幸エステート(株)は13日、2019年2月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は、0.60%(前月比0.06ポイント減)と2ヵ月連続で低下。統計開始以来の最低値を更新した。1%を下回る水準は9ヵ月連続している。現空面積は4万2,399坪(同3,727坪増)と増加した。

 1坪当たりの募集賃料は2万9,637円(同81円増)と、5ヵ月連続の上昇。新築・築浅ビルだけでなく、築年数が経過したビルでも募集条件の引き上げが顕著になっており、継続賃料の引き上げも含め、マーケット全体に賃料上昇の動きが広がっている。募集面積は26万2,293坪(同5,513坪減)。

 全国6大都市の空室率は、東京23区が0.8%(同0.1ポイント減)、札幌市1.9%(同変動なし)、仙台市3.9%(同0.1ポイント増)、名古屋市2.2%(同0.1ポイント減)、大阪市1.7%(同変動なし)、福岡市1.4%(同変動なし)。


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