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町田で初の商業ビル建替事業/旭化成不レジ

「AETA(アエタ)町田」外観

 旭化成不動産レジデンス(株)は28日、同社初の商業専用ビルへの建替事業「AETA(アエタ)町田」(東京都町田市)を竣工する。

 築36年の老朽化した区分所有の商業ビル(鉄骨造地上4階地下1階建て、延床面積約2,960平方メートル)を、事業主の同社が、地権者6名と共同事業(等価交換)により建て替えた。小田急線、JR横浜線「町田」駅徒歩2分に立地。鉄骨造地上8階地下1階建て、延床面積約5,200平方メートル。

 一般的に第三者に売却等をする保留床(3~8階)を、同社がすべて取得、保有した上で、テナントに貸し出す。完成後のビル管理も同社グループの旭化成不動産コミュニティ(株)が中心に行なう。

 建物は、外装を全面ガラス張りにし、駅前の商店街のランタンをイメージモチーフとした。テナントは飲食店やクリニックなど全フロア決定しており、5月初旬より随時オープンする。

 同社はこれまで、住宅メーカーであるグループの強みを生かすため、住宅系を中心に事業を進めてきたが、同事業を皮切りに、今後は商業系についても、積極的に取り組んでいく。


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