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首都圏新築戸建て価格、反転下落

 (株)東京カンテイは8日、2019年3月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の平均価格は4,083万円(同0.4%下落)と反転下落したものの、18年12月以降は安定した価格水準で推移している。都県別では、東京都が4,996万円(同0.6%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落。神奈川県は4,301万円(同0.4%上昇)と、上昇に転じた。千葉県は3,115万円(同0.6%下落)と、反転下落。埼玉県は3,390万円(同1.8%下落)と、2ヵ月連続で下落した。

 近畿圏の平均価格は、3,078万円(同0.3%上昇)と反転上昇。府県別では、大阪府が3,372万円(同0.7%上昇)で2ヵ月連続で上昇した。兵庫県は3,164万円(同0.1%上昇)と反転上昇したが、おおむね横ばい推移。京都府は3,441万円(同1.0%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。

 中部圏は3,023万円(同1.1%上昇)と、反転上昇。愛知県も3,212万円(同0.8%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇に転じた。


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