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3月の建設総合統計、出来高総計は微増

 国土交通省は22日、2019年3月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額としてとらえ、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。

 同月の出来高総計は4兆7,907億円(前年同月比0.8%増)となった。

 民間の出来高総計は2兆8,049億円(同3.7%増)。内訳は、建築が2兆1,593億円(同3.0%増)、そのうち居住用は1兆2,849億円(同2.8%増)、非居住用8,744億円(同3.3%増)。土木は6,456億円(同6.3%増)となった。

 公共の出来高総計は1兆9,858億円(同3.0%減)。内訳は建築が3,177億円(同3.8%減)、そのうち居住用402億円(同6.8%減)、非居住用2,744億円(同3.4%減)。土木は1兆6,681億円(同2.9%減)だった。

 地域別の出来高は、北海道1,532億円(同16.5%減)、東北4,902億円(同8.0%減)、関東1兆7,310億円(同0.0%増)、北陸2,442億円(同6.3%増)、中部5,343億円(同3.3%減)、近畿5,897億円(同5.6%増)、中国3,486億円(同24.6%増)、四国1,453億円(同7.0%増)、九州・沖縄5,541億円(同1.2%増)となった。


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