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リフォーム総合支援活動を推進/REPCO

「業界の発展とマンション居住者、管理組合等から一層期待される協議会を目指したい」と挨拶した大栗会長

 (一社)マンションリフォーム推進協議会(REPCO)は27日、ホテルルポール麹町(東京都千代田区)にて定時総会を開催。2019年度の事業計画および収支予算について報告した。

 19年度は、管理組合や消費者等への啓発活動を推進。「R&R建築再生展2019」にて管理組合向けセミナーを開催するとともに、管理組合およびマンション管理士向けの「共用部分改修セミナー&個別相談」を複数開催し、運営支援・技術支援を行なう。また、国土交通省をはじめ関連省庁や都庁との関係強化を図り、情報交換や提言を実施。(公社)住宅リフォーム・紛争処理支援センターとの連携強化のもと、引き続き「マンションリフォームマネジャー試験対策講座」も、全国5ヵ所で開催する。さらに、年代別に課題整理を行なった実用マニュアル「マンションリフォームガイド(1980年代編)」に続き、70年代、90年代編の作成にも取り組む。
 併せて、2月1~28日の期間に募集した同協会のキャッチフレーズについて言及。応募総数749作品(応募者数424名、うち会員からは208作品・151名)の中から、「あなたのマンションを100年先へ」をキャッチフレーズに選定。ホームページの改訂に合わせ、キャッチフレーズを水平展開し、認知度向上を図っていく。

 総会後に行なわれた懇親会には、国土交通省住宅局長の石田 優氏をはじめ、業界団体関係者、関係官庁などから多数の来賓が参加。挨拶に立った大栗育夫会長は、「リノベーションマンションの普及や安心R住宅制度の導入などにより、リフォーム市場活性化への取り組みに拍車がかかっている。当協会は、マンションの共用部・専有部分を一体的に対応できる特性を生かし、リフォームに係る諸問題の解決を提案し、リフォーム総合支援活動を継続して行なっていく。業界の発展とマンション居住者、管理組合等から一層期待される協議会を目指したい」などと話した。


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