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要町に1棟リノベのサービスアパートメント

単身寮を1棟リノベしたサービスアパートメント「TOMOSマンスリー要町」外観

 gooddaysホールディングス(株)の事業子会社で、賃貸リノベーション事業を展開するハプティック(株)は14日、サービスアパートメント「TOMOSマンスリー要町」(東京都豊島区、総戸数30戸)を報道陣に公開した。

 東京メトロ「要町」駅徒歩13分、西武池袋線「椎名町」駅徒歩9分に位置。北海道旅客鉄道(株)(JR北海道)が所有する、鉄筋コンクリート造4階建て・1989年竣工の単身寮をサービスアパートメントに再生した。同社が1棟リノベーションした物件を一括で借り上げ、入居者募集、管理・運営までをワンストップで行なう。

 外壁は新たに塗装。1階には、洗濯・乾燥機を設置したランドリールームを新設。ベンチやテレビ、フリーWi-Fiなどを設置し、洗濯や乾燥の待ち時間を過ごせる共有スペースとした。居室は、1階床に木目調のフロアタイル、2~4階床に無垢材を使用。キッチンは冷蔵庫を収納できる隠し戸タイプの造作キッチンに交換、3点ユニットバスもリニューアルしている。居室手前の廊下部分には、洗濯機置き場と兼用のクローゼットを新設し、15.2平方メートルの狭小ワンルームを有効活用した。室内には、テレビやミニ冷蔵庫、電子レンジ、デスク、ベッドなどの家具を設置。総工費は7,500万円(税抜き)。
 敷金・礼金なし。1ヵ月以上からの短期入居が可能で、2年の定期借家契約の場合は再契約型とする。賃料は7万5,000円~(入居期間によって変更)。

 リノベーション工事済みの22戸が満室稼働中で、残りの8戸については6月から募集を開始している。

キッチン下の青い扉を開くと冷蔵庫が収納されている
フローリングに無垢材を使用しあたかみのある雰囲気に


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