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マンション賃料指数、全エリアで100超に

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2019年第1四半期(19年1~3月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。なお、指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」が大幅に上昇とする。

 当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区110.74(前期比+2.46)、東京都下100.47(同+0.90)、横浜・川崎市103.41(同+0.66)、千葉西部102.94(同+1.13)、埼玉東南部103.16(同+1.99)と全エリアで上昇。調査開始以来、初めて全エリアで100超となった。

 地方都市については、札幌市116.04(同+3.67)、仙台市116.92(同+2.58)、名古屋市111.42(同-2.29)、京都市109.00(同+6.33)、大阪市110.39(同+0.72)、大阪広域100.82(同+1.33)、福岡市111.57(同+0.93)。

 物件タイプ別にみると東京23区では、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が108.66(同+2.09)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が112.30(同+2.04)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が107.28(同+2.13)と、いずれの面積帯でも上昇した。


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