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分譲地で電気・ガス・水道の共同自動検針/積水ハ

電気・ガス・水道での自動検針のイメージ

 積水ハウス(株)は2日、同社が分譲している「コモンステージ ミラまち」(愛知県豊橋市)において、電力スマートメーターの通信技術を活用した電気・ガス・水道共同での自動検針を導入すると発表。2019年10月より全国で初めて実用導入する。

 「ミラまち」は総開発面積約27万平方メートルの敷地に、約400区画の戸建住宅と商業施設、業務施設を設けるまちづくりプロジェクト。豊橋市南部地域の活性化に寄与し、エリアの価値を高める複合開発によるコンパクトシティを目指している。

 これまでは、豊橋市の水道検針業務を受託している第一環境(株)および都市ガスを供給している中部ガス(株)の検針員が現地で検針していたところ、中部電力が提供する自動検針のサービスを利用することで、各検針値を通信により自動で収集し、料金を請求。検針業務の省力化はもちろん、使用状況の見える化によって顧客のサービス向上につなげたい考え。

 同取り組みは厚生労働省の「生活基盤施設耐震化等交付金」による事業として採択されており、豊橋市は同データの利活用・サービス提供などを検討していく。


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