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価値住宅、定額リノベサービスをスタート

 価値住宅(株)は、同社が運営する付加価値仲介のヴォランタリーチェーン「売却の窓口」において、既存住宅売買とセットにしたワンストップでの定額リノベーションサービス「リノベOne」を開始する。

 不動産流通市場における既存住宅価格の上昇によって、既存住宅の特徴である価格優位性が薄れているのに加え、多額の費用をリノベーションに割くことも難しくなってきている。また、リセールする際にリノベーションの価値が反映されることも少なく、むしろカスタマイズしすぎによる汎用性の低さがネックになる可能性があることから、リセールを意識しないリノベーションが目立っている。そこで、将来的なリセール価値も考慮したリノベーションをサポートしていくために、同ブランドを立ち上げた。

 同サービスでは、キッチン・ユニットバス等水回り設備の交換、全室クロス張替え、フローリング工事、内部建具新規交換、畳・ふすまの張替えといった工事を基本とする。これに、4つのデザインスタイルから選択し、さらに、部材を合計100種類超から自由にセレクトできる。

 また、リフォーム前に、リフォーム後のイメージをVRで作成してユーザーに提供することで、事前のイメージとの齟齬を防止する。

 リノベーション工事価格は、1平方メートル当たりマンションで7万円、戸建ては6万円。対象下限面積を下回る場合は追加あり。

 


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