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テレワーク推進、「テレキューブ」拡大へ新会社

「テレキューブ」本体

 三菱地所(株)は1日、テレキューブ(株)、(株)ブイキューブ、(株)オカムラと共同で新会社「テレキューブサービス(株)」を立ち上げた。防音型コミュニケーションボックス「テレキューブ」の普及を図る。

 テレキューブは、内部にテーブルとイス、電源コンセント等を備えており、内部で資料作成やメールなどの業務、電話、ウェブ会議ができる。容易に設置が可能で、企業のオフィス内だけにとどまらず、ビルのエントランス、駅や空港といった公共空間で仕事ができる環境を整える。

 三菱地所とブイキューブは2018年11月~19年7月の期間、東京・丸の内エリアのオフィスビル等に合計22台のテレキューブを設置して実証実験を進めてきた。個人・法人双方での一定の申し込みがあったことや、本格的に事業化した場合のオペレーション等も検証できたことから、より広範囲に設置を拡大するため新会社設立に踏み切った。

 新会社は資本金3億3,100万円。本社は東京都港区、代表取締役には小山田 佳裕氏が就く。出資する4社は、テレキューブ設置エリア拡大に向けた営業を支援。23年度までに全国主要エリアで1,000台の設置を目指す。


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