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東急不、兵庫・西宮で再開発に参画

「JR西宮駅南西地区市街地再開発事業」の完成予想図

 東急不動産(株)は7日、「JR西宮駅南西地区市街地再開発事業」(兵庫県西宮市)の参加組合員予定者に選定されたと発表した。

 計画地は、JR「西宮」駅前で、地区面積は約1.5ha。3街区に分け、A街区に卸売市場、B街区に店舗・事務所等、C街区に住宅・店舗等で構成する複合施設を整備する。

 「西宮」駅前広場と接するC街区に整備する複合施設は、鉄筋コンクリート造地上35階建て程度を計画。延床面積は約4万4,600平方メートル、住宅部分の総戸数は350戸程度になる予定。そのほか、約1,500平方メートルの広場と、地区南側の国道に通じる歩行者専用道路を設け、駅前エリア全体の快適性と回遊性の向上に寄与する。A街区の卸売市場の休場日には、市場の大屋根空間を生かしてイベント等の開催も予定。地域のにぎわいを創出していく。

 2020年度に現有施設の解体を開始。25年度の完成を目指す。


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