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博多駅に2つの駐輪場をオープン。回遊性高める

 近鉄不動産(株)、福岡市道路下水道局など4者は、地下鉄「博多」駅筑紫口コンコースの一部を活用して整備した「市営博多駅筑紫口駐輪場」と近鉄博多ビルの建て替えによって整備された「Pat都ホテル 博多 駐輪場」を10日にオープンする。

 福岡市は博多駅周辺の活力とにぎわいを周辺につなげていく「博多コネクティッド」を推進している。今回の駐輪場の整備は、博多駅周辺の放置自転車対策として実施したもの。

 新駐輪場のオープンに伴い、周辺の路上駐輪場の一部を撤去することでゆとりある歩行者空間を創出。また、近鉄博多ビル(都ホテル 博多)の開業に伴う、地下鉄博多駅における新出入口の供用により、地上・地下の筑紫口からの歩行者ネットワークをより便利で快適なものとする。

 近鉄博多ビル(都ホテル 博多)の駐輪場出入口からスロープを降りた地下に約600台収容することができ、駐輪後はそのまま地下を通じて博多駅へ直接アクセスすることが可能。また、「市営博多駅筑紫口駐輪場」の地下2階には福岡市初の機械式を採用しており、自転車を地下1階の入出口から全自動で収容することができる。


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