不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

須磨海浜水族園、海浜公園を再整備

「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の完成イメージパース

 (株)サンケイビル代表構成員とする7社のグループ((株)グランビスタ ホテル&リゾート、三菱倉庫(株)、JR西日本不動産開発(株)、(株)竹中工務店、阪神電気鉄道(株)、芙蓉総合リース(株))は12日、神戸市が公募した「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」において優先交渉権者に選定されたと発表。

 須磨海浜水族園(神戸市須磨区)で設備を含め施設全体の老朽化が進んでいること、新たな都市公園のあり方が問われていることなどから、須磨海浜水族園・海浜公園をPark-PFI制度を活用し、園地、水族館、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場に再整備する。開発区域の敷地面積は約10万1,900平方メートル。

 7社による企業グループは、「地域コミュニティと観光客が交流する『つながる』海浜リゾートパークの実現」をテーマに、利便性・快適性を高めた「コミュニティ・パーク」と、観光客誘致を目指す「デスティネーションリゾート」を調和させた、場所・仕組み作りに取り組む。

 10月に基本協定を締結し、2021年10月に新築工事に着工。23年9月末ににぎわい施設、園地の供用をスタート、24年3月末に水族館、宿泊施設も含めてグランドオープンの予定。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら