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日鉄興和不、ファミリー向けオリジナルキッチン開発

ハンドムーブ式の吊戸棚

 日鉄興和不動産(株)は2日、生活情報誌『オレンジページ』と共同で新たにファミリー向けのオリジナルキッチンを開発。販売中の分譲マンション「リビオシティ西葛西親水公園」(東京都江戸川区、総戸数282戸)に導入すると発表した。

 両者は、“もっと料理上手になるキッチン”をテーマに単身者向け住宅のキッチンでも効率的に料理ができる設備・使用を研究する「Plus Kitchen Project」を立ち上げ、2019年6月には共同で単身者向けオリジナルキッチンを開発した。今回は第2弾に当たる。

 オレンジページが保有する料理や家事に関するトレンドやノウハウを参考に、日鉄興和不動産がこれまでの入居者調査やワークショップ等で得られた住まいのノウハウを重ね合わせ、複数のオリジナルキッチン案を作成。オレンジページの運営するオンラインコミュニティでアンケートを実施した。

 その結果、デッドスペースになりがちな、高い場所の収納を有効利用できる「目線の高さに下せる、ハンドムーブ式吊戸棚」が1位に。また、誰もが家事に参加しやすくなる、「ダイニング側に向けた収納」も追加した。いずれもオプションとして追加できる。

 「リビオシティ西葛西親水公園」は、東京メトロ東西線「西葛西」駅徒歩11分。鉄筋コンクリート造地上15階建て、敷地面積7,001.06平方メートル。専有面積66.36〜81.59平方メートル、間取り2LDK+S~4LDK。竣工は2021年2月下旬、入居開始は同年3月下旬の予定。


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