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JR東、西日暮里駅に文化交流拠点など開業

「エキラボniri」外観イメージ
「西日暮里スクランブル」外観イメージ

 東日本旅客鉄道(株)は、「西日暮里」駅構内において、文化交流拠点「エキラボniri」を10月11日に、地域事業創造拠点「西日暮里スクランブル」を11月下旬に開業する。

 JR山手線を起点に、まちの個性を引き出し、まちや人が有機的につながる、心豊かな都市生活空間を創出するプロジェクト「東京感動線」の取り組みの一環。

 「エキラボniri」は、「暮らしと学びを近づける、駅で。」をコンセプトに、地域の人々が企画する、社交ダンス入門やハーモニカ教室といったイベント・ワークショップを開催する。延床面積約40平方メートル。
 「西日暮里スクランブル」は、「まちをまぜ、駅から新しい学びを。」をコンセプトととしたインキュベーションスペース。延床面積約120平方メートル、地上2階建て。全7区画で、地域の逸品を揃えた角打ちや、日本各地の新鮮な野菜を販売する八百屋等、すでに4区画の入居が決定済。地域の飲食店等と連携することで、SDGs等の社会課題に向き合う事業主を支援する。

 併せて、駅コンコースには、全長約30mの「コミュニケーション・ウォール」を整備し、「エキラボniri」で開催されたワークショップ内容や、「西日暮里スクランブル」に出店する店舗の事業紹介等を掲示する。竣工は2020年3月を予定。

 なお、3施設の運営は、(株)HAGI STUDIOが担う。

「コミュニケーションウォール」完成イメージ


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