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MaaS実証実験で実験参加者の一般公募開始

 三菱地所(株)を含む7事業者(※)は、東京都の「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」事業に基づき、11月18日より都市交通インフラの実証実験を実施する。体験者(実験参加者)は一般から募り、9日より専用サイトにて公募を開始した。

 同実証実験は、成田空港/羽田空港と東京シティエアターミナルを結ぶ空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させることで、空港から丸の内エリアの店舗までへのスムーズな移動を目指すもの。自動運転タクシーの走行区間は、東京シティエアターミナル(東京都中央区)と丸の内パークビル(東京都千代田区)を結ぶ約3kmの予定。日本交通(株)と日の丸交通(株)がタクシーサービスを提供する。(株)JTBは、公共交通を含んだ運営主体にかかわらずすべての移動手段をシームレスにつなぐ「MaaS」の概念に適応した新たな旅行サービスの商品化に関する検証を実施。また、自動運転タクシーの発着に合わせ、三菱地所丸の内パークビルおよび丸の内仲通りにおいて、自動運転モビリティの実証実験も行なう。

 実施期間は12月1日まで。

(※)東京空港交通(株)、東京シティ・エアターミナル(株)、日本交通(株)、日の丸交通(株)、三菱地所(株)、(株)JTB、(株)ZMP


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