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首都圏賃貸、成約件数10ヵ月連続の減少

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は21日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2019年9月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の成約件数は1万4,970件(前年同月比7.0%減)と、10ヵ月連続で減少した。地域別では、東京23区が6,889件(同9.7%減)、東京都下1,151件(同11.1%減)、神奈川県3,935件(同2.4%減)、埼玉県1,403件(同4.8%減)、千葉県1,592件(同4.3%減)と全エリアでマイナスとなった。全エリアでのマイナスは5ヵ月連続となったが、減少率は1ケタへと減少した。

 1戸当たりの平均成約賃料は、マンションが9万700円(同1.6%上昇)と4ヵ月ぶりのプラス。アパートは6万1,400円(同5.1%下落)と、8ヵ月連続のマイナスとなった。賃料指数は、マンションが93.9(前月比6.0ポイント上昇)、アパートは93.7(同0.4ポイント上昇)といずれもプラスに転じた。

 1平方メートル当たりの平均賃料は、マンションが2,687円(前年同月比0.9%上昇)とプラスに。アパートも2,281円(同0.2%上昇)とプラスに転じた。賃料指数は、マンションが96.6(前月比1.4ポイント上昇)と2ヵ月連続のプラス。アパートが99.8(同0.2ポイント下降)と3ヵ月連続のマイナス。


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