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施工不備物件は1万3,000棟超に/レオパレス

 (株)レオパレス21は10月31日、2018年5月から進めている同社施工物件の全棟調査結果を公表した。

 同調査は、小屋裏等界壁施工不備、界壁外壁天井部仕様、耐火構造界壁不適合の3点につき、3万8,521棟を対象に進めているもの。19年10月28日時点での調査進捗率は98.2%。3万7,819棟を調査した。

 そのうち、明らかな不備が見つかったのは1万3,252棟(小屋裏等界壁施工不備・1万2,872棟、界壁外壁天井部仕様・1,193棟、耐火構造界壁不適合・243棟)だった。

 改修工事は、優先調査対象としていた商品シリーズは20年6月末、それ以外は同年12月末までに完了する予定。このほかにも1万6,126棟に軽微な不備を確認しており、それらについては同年6月末をめどに改修計画を報告するとした。入居中等で未調査となっている物件についても、調査実施に向け継続して取り組んでいく。


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