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レジリエンス機能備えた実装棟/トヨタH

レジリエンス体験棟

 トヨタホーム(株)は、防災・減災アイテムを装備することで、災害後も住み続けられるレジリエンス性能を疑似体験できるモデルハウスを、9日より「アトリスパークとよた」(愛知県豊田市)で一般公開する。

 同社は4月より“災害にいちばん強い家を。”をコンセプトにした戸建商品を提案してきた。今回、一般公開する「レジリエンス体験棟」は、既存の同社主力商品であるシンセ・フィーラスを改修し、リチウムイオン蓄電池、エネファーム(家庭用燃料電池)、PV(太陽光発電システム)の3電池の他、V2Hスタンド、非常時給電システム、マルチアクア(飲料水タンク)、スマート・エアーズ(オリジナル空調)などを装備している。

 停電や断水が発生した状況を想定し、実際にPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)から家全体への給電、飲料水や生活用水の供給といったレジリエンスのデモンストレーションにより、災害後も安心して暮らせることを疑似体験することができる。


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