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店舗仲介や事業承継サポート企業と提携/ハトマーク支援機構

左からザイマックスインフィニスタの中田社長、和氣理事長
左がバトンズの大山社長

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会の関連団体である(一財)ハトマーク支援機構は21日、ザイマックスグループの(株)ザイマックスインフィニスタ(東京都港区、代表取締役社長:中田昌孝氏)と、(株)日本M&Aセンターグループの(株)バトンズ(東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:大山敬義氏)との業務提携を発表した。

 ザイマックスインフィニスタは、テナントを探す不動産オーナーと貸し店舗物件を探すテナント候補企業をマッチングするプラットフォームを提供。物販や飲食、サービスなど、大手フランチャイズ企業から個人事業主まで5,000会員を有している。今回の提携によって、宅建協会会員がサイトにアクセスし、条件を入力すると実名のテナント候補の中から情報提供先を選択できるようにした。利用料金は、基本料金が月額1万円~(別途、従量料金が発生する)。宅建協会会員向けには2ヵ月間無料で試せるキャンペーンを実施する。

 バトンズは、中小企業向けの第三者承継をサポートしている。専用サイトに承継したい人(売り主)と引き受けたい人(買い主)が会員登録し、情報を検索できる仕組み。約1,000の士業事務所、約100の金融機関と承継アドバイザーの契約を結んでおり、売り主は同アドバイザーのサポートを受けることができる。マッチングサイトの利用は無料。

 同機構理事長の和氣猛仁氏は「ザイマックスインフィニスタにおける豊富なテナント候補情報は、店舗仲介はもちろん、不動産コンサルティングなどの場面でも活用できるとみている。また、事業承継は、全国的にみても大きな課題で、地域内だけではなかなか解決が難しかった。全国を網羅するバトンズのシステムを活用することで、優良な会員が残っていく支援をしていきたい」と話した。


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