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首都圏分譲マンション賃料、上昇を維持

 (株)東京カンテイは16日、2019年11月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。

 首都圏の平均賃料は2,916円(前月比0.2%上昇)と、わずかながら引き続き強含んだ。都県別では、東京都が3,537円(同0.3%下落)、千葉県が1,613円(同0.6%下落)と再び下落。神奈川県は2,082円(同0.5%下落)と、5ヵ月連続のマイナスに。これらの地域での弱含みは、平均築年数がやや進んでいることも一因となっている。埼玉県は1,665円(同0.7%上昇)と、引き続き上昇した。

 近畿圏は、主要エリアで築浅事例が揃って減少した影響もあり、1,874円(同1.0%下落)と引き続き下落。大阪府では、平均築年数が進んだために2,098円(同0.8%下落)と水準を下げた。兵庫県でも1,674円(同1.0%下落)と、前月に引き続き下落している。

 中部圏は1,701円(同1.4%上昇)と、3ヵ月ぶりに1,700円台を回復。愛知県は1,751円(同1.8%上昇)と上昇に転じた。


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