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都心5区ビル空室率、9ヵ月ぶり0.5%台

 三幸エステート(株)は15日、2019年12月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は0.59%(前月比0.09ポイント下落)と横ばいとなり、19年3月以来の0.5%台へと低下した。需要は旺盛で、既存ビルにおける空室床の解消が進んでいる。現空面積も3万9,831坪(同4,940坪減)と9か月ぶりに4万坪を下回った。

 1坪当たりの募集賃料は3万1,293円(同116円増)と、5ヵ月連続の上昇。募集面積は20万5,753坪(同2,382坪減)だった。

 全国6大都市の空室率は、東京23区が0.8%(同0.1ポイント下落)、札幌市1.1%(同0.3ポイント下落)、仙台市3.9%(同0.1ポイント下落)、名古屋市1.3%(同0.3ポイント上昇)、大阪市1.2%(同変化なし)、福岡市1.1%(同0.1ポイント下落)となった。


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