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横浜駅で「ニュウマン」2号店、5月に開業/ルミネ

森本社長(左)とデザインを担当した国際的に活躍する建築家・田根 剛氏(右)

 (株)ルミネは24日、5月30日に商業施設「ニュウマン横浜」(横浜市西区)を開業すると発表した。2016年春にJR「新宿」駅新南口に開業した「ニュウマン新宿」に続く2号店。

 JR東日本グループが開発しているJR「横浜」駅直結の「JR横浜タワー」(地上26階地下3階建て)の地上1~10階に入居。売場面積は約1万3,000平方メートル。

 「ニュウマン」は、自分の価値観をもつ自立した大人の女性をターゲットに、ファッション・ビューティ・フード・ウェルネス・カルチャーといったさまざまなジャンルを横断して、ライフスタイルをトータルにプロデュースする時間消費型の商業施設。横浜では、コンセプトを「STORY・・・ING」とし、「新時代を自由に生きるヒトとともに、STORY(=物語)をクリエイションし続ける場所」として開発した。

 同社初のラグジュアリーショップを誘致したほか、新宿店より1店舗あたりの面積を広めにとり、ファッションのみならずコスメ・サービス・雑貨ショップなど、より幅広い店舗を揃えた。ライフスタイル提案型の111ショップに加えて、ポップアップスペース「NEWoMan Lab.(ニュウマン ラボ)」も5区画用意。計116ショップが出店する。

 また、ルミネグループ初となる、上位顧客限定ラウンジ「NEWoMan LOUNGE」も設置。買い物頻度の高い顧客に向け、くつろぎながらショッピングできる機会を提供する。

 デザインは、国際的に活躍する建築家・田根 剛氏が担当。館内空間は“GLOBAL PORT CITY”をテーマに、各フロアで柄の異なるタイルを30万枚使用するなど、建物内にいながらまちを歩いているような楽しさを感じられる空間を創出した。

 同日開催した記者発表会で同社代表取締役社長の森本雄司氏は、「新宿での経験を生かし、横浜では“フード”と“ファッション”など、カテゴリー間での回遊性をより高めた。エリアによりマーケットが異なるため、店舗構成は、“横浜のライフスタイル”を意識している。幅広く、継続してエリアの人の支持を得られるよう、顧客育成型でファンを増やし、年々価値が上がっていくような施設にしていきたい」などと抱負を述べた。なお、売上高目標は、全体で年間210億円。

「JR横浜タワー ニュウマン横浜」外観


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