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学生マンションの決定理由「学校への近さ」

 (株)学生情報センターは、「ナジックひとり暮らし学生実態調査2020」の結果を発表した。19年11月11~17日、同社が管理する学生マンションの入居者を対象にウェブアンケートを実施したもの。有効回答数は2,005人で、内訳は男性775人、女性1,230人。

 「今の部屋に決めた理由」は、「学校から近い」が1,170人で最も多く、次いで「バストイレ別」1,080人、「駅から近い」763人、「セキュリティ」760人、「学生専用」746人と続いた。部屋を決める決定権は誰にあったかを聞くと、「本人」が67.4%で回答の3分の2を占めた。

 「家賃が多少高くなってもほしい設備・サービス」について、複数回答してもらったところ、トップは「バス・トイレ別」の63.3%。続いて「無料Wi-Fiサービス」40.7%、「宅配ボックス」37.8%、「オートロック」36.3%となった。

 「一人暮らしで困ること」は「病気になった時」が66.9%、「栄養のバランスが悪くなる」が57.0%で過半。以下、「生活のリズムが乱れる」48.6%、「食事代や光熱費など、お金がかかる」46.0%と続いた。

 「現在の住まいの満足度」については、「大変満足している」24.5%、「ある程度満足している」47.9%となり、合わせて約4分の3が満足しているという結果だった。


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