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日比谷国際ビル、20日にリニューアルオープン

8階の就業者専用ラウンジ

 三菱地所(株)は、同社が所有・運営管理するオフィスビル「日比谷国際ビル」の大規模リニューアル工事を完了し、20日に開業すると発表した。

 同ビルは、都営地下鉄三田線「内幸町」駅直結、東京メトロ丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞ケ関」駅直結。敷地面積は1万396.48平方メートル。建物は鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上31階地下5階建て。1981年に竣工した。

 2016年に空室が多く出たことを契機に、18年5月より空室フロアの専有部およびエレベータホール・廊下・トイレ等の共用部のリニューアルを実施。専有部も天井高を最大2,450mmから2,630mmに変更したほか、グリッド天井を採用し照明をLED化した。また、1フロア(約600坪)の就業者専用ラウンジおよび貸会議室に改修することでビジネスサポート機能を強化したことにより、募集開始から1年で満室稼働となった。

 地下2階の飲食フロアは、共用部のリニューアルに加え、同フロアを「ヒビコクチカシタ」と名付け、同社グループ初の業態として屋台村「日ゞ小路(ひびこうじ)」を創設。“食べ歩き・はしご酒”をコンセプトに九州料理や焼酎・地酒を楽しめる九州エリア7店舗と下町エリア3店舗の2つのエリアで構成し、10店舗が入居する。

 さらに従前は屋外フットサルコートとして利用されていたスペースを改修し、リフレッシュガーデンを設置。ランチ等の他、各種イベントを実施できる空間とした。

地下2階の屋台村「日ゞ小路」


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